ハンディ3Dスキャナ『Hapimo:3D』

更新情報:新モデル「Hapimo:3DⅡ」登場! より小型、より軽量になりました。旧モデル「Hapimo:3D Basic」、「Hapimo:3D Basic plus」は販売終了いたしました。(2021.7.12)
Hapimo:3Dの特長
特長1・ハンディな一体型
モニター、センサはもちろん、バッテリーや全ての制御機器を内蔵したオールインワン型です。
ハンディサイズで持ち運び可能、PCや光源との接続など面倒な準備も要りません。
これ一台あればだれでもすぐに3Dスキャンが始められます。
特長2・スキャンは一瞬
モニターで撮影対象を確認しながら、撮影ボタンにタッチするだけで3Dスキャンが完了します。
3Dデータ生成にかかる時間は一瞬、まるでデジタルカメラのような操作感です。
特長3・かんたん操作
タッチパネルで直観的な操作ができます。
3Dデータは、その場でくるくる回転してチェックできます。
特長4・かんたん取込
USBメモリを経由して、撮影データはかんたんにPCへ取り込みできます。
特長5・その場で計測
3Dデータ上の2点を選んで、距離計測ができます。
メジャーを持ち出さなくても、手の届かないところでも簡単に測長が可能です。
Hapimo:3Dの主な仕様
■モデル名「Hapimo:3DⅡ」動作距離 | 0.6 m ~ 3.5 m |
---|---|
視野角 (Horizontal, Vertical, Diagonal) | 60°H, 49.5°V, 73°D |
深度画像サイズ | 640 pixel × 480 pixel |
深度分解能 (距離 1 m) | 4.0 mm |
水平分解能 (距離 1 m) | 1.8 mm |
垂直分解能 (距離 1 m) | 1.9 mm |
装置サイズ | 196 mm × 88 mm × 69 mm |
装置重量 | 650 g |
ディスプレイ | 5.5インチタッチパネル |
データ形式 | PLY(カラー情報つき点群データ) |
外部I/F | USB 2.0ポート(USBメモリ接続用) |
旧モデルHapimo:3D Basic、 Hapimo:3D Basic plusは販売終了いたしました。
製品カタログ
製品カタログ(モデル名:Hapimo:3DⅡ)は、以下のリンクをクリックしてダウンロードできます。
3Dデータサンプル
約80センチの距離にある対象物を高解像度で撮影したものです。 マウスドラッグまたはスライドで回転、マウスホイールまたはピンチイン/ピンチアウトで拡大縮小し、360度方向から確認できます。
※上記データサンプルをご覧いただくには、ご使用のブラウザがWebGLに対応している必要があります。主なブラウザのWebGL対応状況は以下の通りです。
IE:11以降、Chrome:41以降、Firefox:37以降、Opera:27以降、Safari:8以降、iOS Safari:8.3以降
使い方ガイド(動画)
Hapimo:3D基本操作
データ活用例(動画)
レリーフ作成・準備編
動画内で使用している3Dデータ
以下からダウンロードできます。zip形式の圧縮データです。解凍してお使いください。- 3d_datas.zip Hapimo:3Dで撮影したパグ犬のデータ・メッシュ生成後のデータ・完成したレリーフデータの3種
- dodai_datas.zip レリーフの土台用データ4種
- sekkou-4.zip Hapimo:3Dで4方向から撮影した石膏像のデータ 位置合わせのテストなどにお使いください
モデリングソフトの準備
3Dモデリングソフトウェアは、下記サイトからダウンロードできます。CloudCompare http://www.danielgm.net/cc/
MeshMixer http://www.meshmixer.com/
★レリーフ用の3Dデータを選ぶとき
レリーフにしたい部分の3Dデータがきれいに撮れているものを選んでください。 データに欠けている部分が多いものや、形状が極端に凸凹したものは、プリントするために必要な「メッシュ化」ができません。
◎良い例)
×悪い例)
オリジナルレリーフを作る・その1
オリジナルレリーフを作る・その2
応用編・複数の3Dデータを合成する
★人のフィギュア(胸像)を作る場合…8方向以上から撮影
動画でご紹介している通り、3Dデータの位置を合わせるためには、データの重複部分を確保する必要があります。8から10回程度、30度~45度ぐらいずつ角度をずらして撮影します。また、フルカラープリント用のデータにしたい場合は、人物にできるだけ影が生じないよう照明を工夫すると仕上がりがきれいになります。
応用編・メッシュ形状の補正
ダウンロード
リンクをクリックし、ファイルをダウンロード(保存)してください。- ユーザーマニュアル(pdf形式)
- Hapimo:3Dユーザーマニュアル最新版 (2016.6.7発行)
- HapimoViewerユーザーマニュアル最新版 (2017.8.22発行)
※注 以下のバージョンアップファイルは、旧モデルHapimo:3D Basic、 Hapimo:3D Basic plus用のものです。両モデルは販売終了いたしました。
- Hapimo:3D Basicバージョンアップ用ファイル(zip形式ファイルです。解凍してお使い下さい)
- HapimoSuite最新版(Version 2.0.4) 64ビット版
- HapimoSuite最新版(Version 2.0.4) 32ビット版
- Hapimo:3D Basic Plusバージョンアップ用ファイル(zip形式ファイルです。そのままお使い下さい)
- Hapimo:3Dファームウェア最新版 (Version 0.33)
※Hapimo:3D Basicバージョンアップ用ファイルの名称が変わりました。(2017.10.31)
新名称:HapimoSuite 旧名称:HapimoLink
ダウンロード後のHapimoSuiteはzip形式に圧縮されていますので、解凍してお使いください。 ★2016.6.7 バージョンアップに伴う主な追加機能
・その場で測距ができる測量モード機能がつきました。
・メッシュ生成、テクスチャ生成機能がつきました。
・データの保存形式にOBJ形式を追加、保存時にPLY/OBJを選択できるようになりました。
Q&A よくある質問
Hapimo:3Dで何でも撮影できますか?
センサーの性質上、以下のものは3Dデータ化できません。
・ガラスや水など透明なもの ・鏡や表面がテカテカした金属
・真っ黒いもの(光を反射しないもの)
直射日光が当たる部分や、強い光を出すものが近くにある場合はセンサーが影響を受けうまく3Dデータ化できません。(日陰や曇天であれば屋外でも撮影可能です。)